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パッキーの日記

芸能やらガジェットやら、いろいろについて語る日記のなのだ。

椅子取りゲーム

伝言

人類は、壮大な「椅子取りゲーム」をしている。

でも、それに気づいてない。

 

 

大統領というたった、ひとつの「椅子」を、ある人が手にする。

8年間、座り続けた人から譲り受けるために、大いに苦労をした。

 

「苦労する甲斐がある」と思ったからこそ、

プライバシーも投げ打ち、体力も財も相当に費やして、

彼は手にするであろう「椅子」に、今は満足しているだろうか?

 

手にすると思った途端に、次々に押し寄せる波のような苦難に、

もはや寝る間もなく、また、安心して眠れる気持ちもないのだと、

影で精神科医に頼る姿が目に浮かぶ。

 

 

争って手に入れた椅子は、他の誰かに奪われる不安の始まりでもある。

 

 

「大統領」というのは、大きな注目の集まる「椅子」だけれど、

それ以外にも、たくさんの「椅子」はある。

 

金メダル、異性、マイホーム、優勝、財産、勝利・・・

 

人の数だけあると言ってもいい、それぞれが欲しい「椅子」

そのほとんどが、誰かが手にしたら、他の誰かが手にできないもの。

 

手に入れた小さな「椅子」に満足しようと努めても、

他をみれば不満が渦巻く。

 

さらに「豪華に」「強く」「便利に」

もしくは「刺激」を求める。

 

人間の本性は「欲」と「怒り」と「ねたみ・うらみ・にくしみ」なのに、

今日も、又、「椅子」を求めて、あくせくする。

 

壮大な「椅子取りゲーム」の終わりは、

人の知恵を、遥かに超えたところにしかないのに。